スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

金持ち父さん貧乏父さん(ロバート キヨサキ著,白根 美保子翻訳)

金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ シャロン・レクター(公認会計士)
筑摩書房
売り上げランキング: 74


■目次


教えの書(金持ち父さん、貧乏父さん―ロバート・キヨサキが語ったこと
金持ち父さんの六つの教え
金持ちはお金のためには働かない
お金の流れの読み方を学ぶ ほか)
実践の書(まず五つの障害を乗り越えよう
スタートを切るための十のステップ
具体的な行動を始めるためのヒント)
エピローグ たった七千ドルで四人の子供を大学に行かせた男の話



■感想
 2000年に発売されたベストセラー。この本をきっかけに、『不労所得』『資産運用』が広まったくらい影響力が大きかった。

 この本が素晴らしいと思う一番のポイントは、資産を増やす方法を明確にした点だと思う。継続的に費用が発生する家や車は負債であり、家賃収入の入る不動産や株式を保有することが、富豪への唯一の道と説きます。このような資産を一つ二つと増やしていければ、雪だるま式に資産が増えていくわけです。私自身、この本をきっかけに株式投資を始めたくらい、画期的な本でした。

 一方で、この本が外国為替証拠金取引(FX)ブームを引き起こし、その結果多くの人が損をして、撤退していったことは周知の通りです。資産運用にはリスクがあり、準備不足で安易な参入は、痛い目にあうだけですねー

 この本には功罪あれど、お金の基本知識を学ぶ上では間違いなく良書じゃないかなーと思います。
スポンサーサイト

テーマ : 感想
ジャンル : 本・雑誌

貧乏はお金持ち(橘玲)


■目次

□楽園を追われて―フリーエージェントとマイクロ法人の未来
 1, この国にはなぜ希望がないのか?
 2, フリーエージェント化する世界
□もうひとつの人格―マイクロ法人という奇妙な生き物
 3, ふたつの運命
 4,「ひと」と「もの」
 5, 株式会社という「人格」
 6, マイクロ法人をつくる
□スター・ウォーズ物語―自由に生きるための会計
 7, 資本主義とデス・スター
 8, 自由に生きるための会計
□磯野家の節税―マイクロ法人と税金
 9, マスオさん、人生最大の決断
 10, 節税と脱税のあいまいな境界
□生き残るためのキャッシュフロー管理―マイクロ法人のファイナンス
 11, フラワーチルドレンのファイナンス革命
 12, キャッシュフロー計算書で資金繰りを理解する
 13, 奇跡のファイナンス


■感想
 制度というのは、多くの人にとっては厳しく取り締まられるものであるが、往々にしてその裏側では一部の人が甘い汁を吸っているものである。税制度においても、サラリーマンは、源泉徴収で厳しく取り立てられてしまうが、一方個人事業主は、節税効果の高いさまざまな特典を利用できる得な立場にいる。このような話は今までにもたびたび聞いたことがあった。しかし現実には、私を含めサラリーマンは、給料が支払われる前に自動的に税金が徴収されてしまい、手も足もでない。そのため、いったい何にとられているのか分からないが、毎月多くの税金を支払っている。

 本書では、貸借対照表や損益計算書を用いて、具体的な節税額を説明している。一般のサラリーマンがどれほどの税金を支払っていて、その一方で個人事業主が思い税負担を逃れている現状が、具体的な数字で比較されて示されている。実際に、サラリーマンがいかに税負担が重いかということが具体的な数字で示されていて、改めてショックを受けた。しかし、これまでは、いくらサラリーマンの税金に対する税金負担が思いといっても、サラリーマンの立場を捨てるわけにも行かず、仕方がないとあきらめるしかなかった。

 しかし本書では、一般のサラリーマンでも活用できる、サラリーマン法人による節税術の利用を提案している。私たちサラリーマンも、サラリーマン法人という方法を用いると、節税効果により、今より収入が300万円程度の可処分所得収入が増えるという。損する立場にいることを、仕方がないとあきらめてしまうのではなく、得する側に回れば良い、という著者の主張は、非常に心を揺さぶられた。

 本著では、サラリーマン法人化による利益は、誰にでも利用でき、努力は不要で、確実に効果があると紹介している。しかし私は、実際にサラリーマン法人化を認めている企業が、現在の日本にどれほどあるかという点において、疑問を感じる。ただ本書では、サラリーマンの税負担を、現実的な数字を挙げて丁寧に説明してくれているので、現在の税制が理解しやすいものとなっている。私たちがどのような税制度で税金を負担しているかを知っておいて損ではないであろう。また最近良く聞かれる「サラリーマン法人」の概念やその効果を知る、という観点からも、良い本であると思う。

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

しがみつかない生き方(香山リカ)



■目次

序章 ほしいのは「ふつうの幸せ」
第1章 恋愛にすべてを捧げない
第2章 自慢・自己PRをしない
第3章 すぐに白黒つけない
第4章 老・病・死で落ち込まない
第5章 すぐに水に流さない
第6章 仕事に夢をもとめない
第7章 子どもにしがみつかない
第8章 お金にしがみつかない
第9章 生まれた意味を問わない
第10章 “勝間和代”を目指さない



■感想
私には、歳の近い兄がいる。兄は「自分のやりたいことは大学にはない」といって、通っていた大学を辞めてしまった。それ以降は、時々アルバイトをしながら、親に依存しながら生活している。

しばらくして私にも、大学を卒業する時期が来た。私の場合は、奨学金を借りて大学に通っていたので、大学を卒業するということは、奨学金の返済が始まるということを意味していた。やりたいことを迷っている余裕はなく、就職しかなかった。

私の就職活動は、就職難の時代でもあり、簡単に内定をもらうことが難しかった。そんな中、かろうじて内定をもらうことが出来た第2志望の企業に、勤めることとなった。

また実際に就職してみると、そこでも希望どおりには行かなかった。大学・大学院の計6年間を、物理学を専攻し、その知識を活かせる仕事を希望していた私に与えられた仕事は、化学に関するものであった。

このように、私がこれまでたどってきた道は、希望どおりになることはあまりなかった。しかし、いつも自分の思い通りに行くわけではないとあきらめ、与えられた仕事に取り組んだ。最初は分からないことばかりで困難を極めたが、その一方で新しい仕事なので、「この前まで出来なかったことが出来るようになった」といった成長を実感できることが楽しくて、没頭していった。そして今では、学生のときの経験よりも、社会人になって身に付けた経験のほうが、私のベースになって役立っている。

今振り返ってみると、私の歩んできたキャリアは、最初思い描いていた理想のキャリア・経歴とは大きく異なるが、むしろこちらのほうが私自身には合っていたのではないかと思っている。

「本当にやりたいことを探す」という自分探しに執着する兄。しかし本当に、「本当にやりたいこと」にそこまで執着しなくてはいけないものだろうか?これまでなかなか希望通りに行かない人生を送ってきた私のほうが、むしろ充実した人生を送れているのではないか?ずっと疑問に思っていたこの思いは、本書「しがみつかない生き方」を読んで、やっと理解できた。

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

不道徳教育(ウォルター・ブロック, 橘 玲)

不道徳教育
不道徳教育
posted with amazlet at 10.05.07
ブロック.W
講談社
売り上げランキング: 21225


■目次

まえがき:不道徳はヒーローだ!
売春婦
ポン引き
女性差別主義者
麻薬密売人
シャブ中
恐喝者
2ちゃんねらー
学問の自由を否定する者
満員の映画館で「火事だ!」と叫ぶ奴
ダフ屋
悪徳警察官
ニセ札づくり
どケチ
親の遺産で暮らす馬鹿息子
闇金融
慈善団体に寄付しない冷血漢
土地にしがみつく頑固ジジイ
飢饉で大儲けする悪徳商人
中国人
ホリエモン
ポイ捨て
環境を保護しない人たち
労働基準法を遵守しない経営者
幼い子どもをはたらかせる資本家



■感想
本書を読んで、いかに自分が物事をひとつの面しか見ず、偏見を抱いていたかを痛感させられた。
たとえば、労働基準法の最低賃金は、企業が上げた利益の一部を受け取る労働者の権利を守るものであると思ってた。労働者にとって損になるかもと疑ったことなんて、一度もなかった。
しかし、本書では、最低賃金を規定する労働基準法は、失業を促進していると言い切る。。
というのも、企業が従業員を雇う場合を考えてみる。従業員を一人雇うことにより、500円/時間の利益が得られる場合を考える。このとき、もし最低賃金が時給700円と規定されているとすると、企業はわざわざ従業員を雇って赤字を出すより、従業員を雇わない決断をするであろう。
すなわち、労働者が資本家による搾取から守っているのは、需要と供給による市場原理であって、労働基準法ではないという衝撃の事実である。

このほかにもいろいろな現象について、筆者独特の切り口で、言及していく。
この本のロジックが本当にリアルの社会に適応できるのかは少し疑問であるが、社会現象を観察する際には、本著が教えてくれるように、複数の視点から観察するのが必要なのであろう。

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(岩崎 夏海)



■目次

プロローグ
第一章 みなみは『マネジメント』と出会った
第二章 みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ
第三章 みなみはマーケティングに取り組んだ
第四章 みなみは専門家の通訳になろうとした
第五章 みなみは人の強みを生かそうとした
第六章 みなみはイノベーションに取り組んだ
第七章 みなみは人事の問題に取り組んだ
第八章 みなみは真摯さとは何かを考えた
エピローグ
あとがき



本屋で良く見かけることがきっかけで、手に取った。
いろいろなところで評判になっているみたいですが、確かに評判になるだけあって、ホントに良い本です。

自己啓発書は、近年とみにたくさん出版されている。
その中の多くは、読んでいて、「なるほど!!」と納得する内容が書かれていることが多い。
一方、これら自己啓発書で学んだことを、実際の生活に試してみることって、ほとんどない。
それはなぜか?

理由はいろいろあると思うのだが、ひとつの理由に、自分の実生活に、どう適用していいのか分からない、という理由が大きいと思われる。
そういう観点からは、ただ一方的に考え方を主張するのではなくて、もっと読者が活用しやすい形で供給してくれる自己啓発書が求められているのではないか。

本書では、高校野球部という、一見マネジメントとは程遠い分野へのドラッカーの適用を試みている。
しかしこの試みが、「経営学」という非常にとっつきにくい分野を、分かりやすくすることに成功している。
物語は、ある高校野球部の話として進み、野球のルールを知っている人であれば、すいすい読める。
また野球という身近な題材を用いて、「顧客」「マーケティング」などの経営の専門用語を説明しているため、理解しやすい。

実は私はこれまで、ドラッカーの本について、聞いたことはあったのだが、一度も読んだことがなかった。
しかし本書を読んで、本書の元となったドラッカーの「マネジメント」を、ぜひとも読んでみたいと思った。

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

konoo

Author:konoo

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。