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亜玖夢博士の経済入門(橘玲)

亜玖夢博士の経済入門
橘 玲
文藝春秋
売り上げランキング: 4542


■目次

第一講 行動経済学
第二講 囚人のジレンマ
第三講 ネットワーク経済学
第四講 社会心理学
第五講 ゲーデルの不完全性定理



■感想
 橘 玲の本はいくつか読んできたのだが、正直本書については、ちょっとがっかり。
 行動経済学や社会心理学をわかりやすく説明しようという意図は良くわかるのだが、あまりに説明が簡潔すぎて、物足りない印象。行動経済学や社会心理学に興味はあるが、むずかしいそうで手をつけていない、という人がいれば、これらの導入として、読んでみても良いかなと思う。
 ただこの本だけで何かを学べるかというと、うーん、正直難しいなぁと思う。
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テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

臆病者のための株入門(橘玲)

臆病者のための株入門 (文春新書)
橘 玲
文藝春秋
売り上げランキング: 6112


■目次

第1章 株で100万円が100億円になるのはなぜか?
第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場
第3章 デイトレードはライフスタイル
第4章 株式投資はどういうゲームか?
第5章 株で富を創造する方法
第6章 経済学的にもっとも正しい投資法
第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち
第8章 ど素人のための投資法



■感想
 表題の通り、この本は、株のテクニカル書というより、株式投資入門の教科書というべき本である。専門用語や難しい理論等はほとんど使われておらず、非常に分かりやすくまとまっている点が好感がもてる。

 本書では最初に、「ジェイコム株」「ライブドア騒動」「デイトレード」の3つを例に、今巷にあふれる、「簡単に○億円儲かる」という甘い話が、絶対にないことを的確に説明してくれる。この中でも、ジェイコム男が、デイトレードで100億円増やしたことについて説明したこの一文が、非常に印象深い。

「だれかが100万円を5年間で100億円に増やしたということは、だれかが5年間で100億円を失った、ということである。
 もちろん、1人の人間にこれほどの損失が背負えるわけはない。ということは、この損失は多くの人に分散されているのだ。1人の成功者の陰には、たとえば、なけなしの100万円をすってしまった投資家が1万人いるのである。」

「チャートに儲ける方法が無料の株式セミナーで教えられていたり、近所の書店っで売っている株の入門書に書かれてあることは、ぜったいにない」

 確かに冷静に考えてみれば当たり前のことなんだけど、改めてこう指摘されると、じゃあどうすればよいの?と思ってしまう。この疑問に対しても、著者である橘玲氏は、明快に答えを示してくれている。(1)無駄なコストを払わない、(2)リスクを下げるために分散投資する、の2点から、もっとも好ましい投資対象が市場全体であると答える。

 近年「貯蓄から投資へ」の風潮の中で資産運用が身近になってきた中で、株式投資の世界に入る前に、一度は読んでおきたい。安易に儲けられる甘い話はない、ということを誠実に教えてくれる一冊である。

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ジャンル : 本・雑誌

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