スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

不道徳教育(ウォルター・ブロック, 橘 玲)

不道徳教育
不道徳教育
posted with amazlet at 10.05.07
ブロック.W
講談社
売り上げランキング: 21225


■目次

まえがき:不道徳はヒーローだ!
売春婦
ポン引き
女性差別主義者
麻薬密売人
シャブ中
恐喝者
2ちゃんねらー
学問の自由を否定する者
満員の映画館で「火事だ!」と叫ぶ奴
ダフ屋
悪徳警察官
ニセ札づくり
どケチ
親の遺産で暮らす馬鹿息子
闇金融
慈善団体に寄付しない冷血漢
土地にしがみつく頑固ジジイ
飢饉で大儲けする悪徳商人
中国人
ホリエモン
ポイ捨て
環境を保護しない人たち
労働基準法を遵守しない経営者
幼い子どもをはたらかせる資本家



■感想
本書を読んで、いかに自分が物事をひとつの面しか見ず、偏見を抱いていたかを痛感させられた。
たとえば、労働基準法の最低賃金は、企業が上げた利益の一部を受け取る労働者の権利を守るものであると思ってた。労働者にとって損になるかもと疑ったことなんて、一度もなかった。
しかし、本書では、最低賃金を規定する労働基準法は、失業を促進していると言い切る。。
というのも、企業が従業員を雇う場合を考えてみる。従業員を一人雇うことにより、500円/時間の利益が得られる場合を考える。このとき、もし最低賃金が時給700円と規定されているとすると、企業はわざわざ従業員を雇って赤字を出すより、従業員を雇わない決断をするであろう。
すなわち、労働者が資本家による搾取から守っているのは、需要と供給による市場原理であって、労働基準法ではないという衝撃の事実である。

このほかにもいろいろな現象について、筆者独特の切り口で、言及していく。
この本のロジックが本当にリアルの社会に適応できるのかは少し疑問であるが、社会現象を観察する際には、本著が教えてくれるように、複数の視点から観察するのが必要なのであろう。
スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

konoo

Author:konoo

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。